無料で独自ドメインを取得してWordPressを運用 | シンクラウド for FreeとDDNS Nowの利用

※ こちらの記事は無料ブログサービス「ムラゴン」のユーザー方へ向けた記事でしたが、他のブログサービスを利用している方でも有効な内容となっています。

ドメインの取得は初年度無料、更新料が発生するパターン、もしくはレンタルサーバーを借りている間はドメイン更新料が無料になるサービスもありますが今回はドメイン完全無料のパターンで運用します。


DDNS Now – 無料ダイナミックDNSサービス
DDNS Nowは、2013年から運用している利用料無料のダイナミックDNSサービスです。

 ddns.kuku.lu

こちらの DDNS Nowは登録などは一切不要で f5.si のドメインを1つ作ることが可能です。このドメインは独自ドメイン扱いでGoogleアドセンスなどの申請も可能となっています。更新作業などが不要にもかかわらず無料のサービスです。

レンタルサーバーは シンクラウド for Freeを使用します。

無料独自SSL / 広告なし / 完全無料 / 容量10GB / と有料サーバーでもおかしくないサーバーを無料で使用することが可能となっています。MySQLが5個となっておりワードプレスでの運用ももちろん可能です。

ただし、現在は他サーバーからの移行のみ受け付けているためレンタルサーバーでサイト・ブログの運用をしていない方の新規登録は不可となっています。(他無料サーバーをあらかじめ借りてから移行するという方法もあります)

この2つを組み合わせると完全無料でワードプレスのドメイン運用が可能となります。ただ個人的につまづいてしまった点があるので手順の方を掲載していこうと思います。

STEP

DDNS Nowでドメイン取得

希望のサブドメイン・パスワードを入力してドメインを取得

STEP
シンクラウド for Freeにドメイン登録

サーバーパネルからドメイン設定へすすみDDNS Nowで取得したドメインを入力する

STEP
IPアドレス確認
シンクラウド for Freeのサーバー管理画面からIPアドレスを確認する
STEP
IPアドレス設定
DDNS Nowの設定画面 Aレコードにシンクラウド for FreeのIPアドレスを入力
STEP
確認
シン・クラウド for Freeのドメイン画面で状態を確認。おそらく設定状況=未確認、SSL=× となっているかと思いますがとりあえずこのまま先に進めます。
STEP
WordPressインストール

WordPressを取得したドメインへインストールする

STEP
DNS認証 ~ インストール

サーバー側のSSL設定 >> DNS認証の「他社ネームサーバーでDNS認証」を選択し、表示されたDNSレコードをDDNS Nowの該当箇所へ追加する。

ドメインの反映までにおおよそ1時間ほどかかるのでしばらく待機する。 サーバー管理画面のログインをクリックしてインストールを促す画面が出ればそのままインストールをすすめる

STEP
SSLの切り替え
サーバー管理画面へ戻りSSL設定のSSL設定状況のトグルボタンをONにする。問題なければ無料独自SSLが反映されているはず

手順は複雑に見えるかもしれませんが、実際にはそれほど難しくありません。

シン・クラウド for Freeのアカウントを作成できるのは他のサーバーからの移行時のみという点が問題になるかもしれませんが、他のレンタルサーバーの試用期間を利用したり、広告が表示される無料サーバーに登録して認証する方法もあります。広告で溢れるムラゴンからの移行を考えている方は、この方法を検討してみてもいいかもしれません。

実際に上記手順で作成・運用しているブログです

WordPressを使ったブログ作成は、カスタマイズできる範囲も広く豊富なプラグインが公開されています。今回使用するレンタルサーバーは無料にも関わらず広告が表示されない高速で快適なサーバーです。また取得したドメインも独自ドメイン扱いなのでGoogleアドセンスにも申請が可能です。

ブログの書き手・読み手どちらにも優しい、自分の意志で設定できる適切な広告量のブログ運営をしてみませんか。

80年代アイドルと東京パフォーマンスドールが大好きな現役ゲーマー。最近はブログ投稿もライフワーク化しています。

matsusanをフォローする