ムラゴンのウェブデザイン改善提案の解説

6月3日 ムラゴンに以下のような機能が追加されました

んー、いらない機能ですね。ホームアイコンからはホームへ遷移するのが一番シンプルで直感的に移動ができるはずです。むしろ上のツールバーのオン・オフの設定がほしいです。

各ページに掲載されている皆さんのブログ記事へのアクセス率(読者さんがあなたのブログやブログ記事を訪れる確率)が高くなりました。

と断言されてますが、本当でしょうか? 少なくても当サイトはなんら変化はないようです。

ムラゴンのWebデザイン問題とは

ムラゴンのポータルページの雑然さは以前にも記事として公開しておりますが、今回はChat GPTにも伺ってみました。

現代のウェブデザインは、ユーザー体験(UX)を重視し、シンプルで直感的なインターフェースが求められています。残念ながら、Muragonのブログデザインは、情報を詰め込みすぎており、多くのジャンル分けが無駄に多く、全体として古い印象を与えています。本記事では、現在のデザインのトレンドと比較しながら、Muragonのデザインの課題について詳述します。

情報過多の問題

現代のウェブデザインでは、情報を簡潔にまとめ、ユーザーが必要な情報に迅速にアクセスできるようにすることが重要です。しかし、Muragonのデザインは以下のような課題があります。

  • 情報の過剰掲載 :
    ホームページや記事ページに過剰な情報が詰め込まれており、ユーザーがどこに注目すべきか迷ってしまいます。
  • 視覚的な煩雑さ:
    多くのテキストや画像が一度に表示され、視覚的に疲れるデザインとなっています。

改善提案
情報の優先順位を明確にし、重要な情報を目立たせるレイアウトに変更する。ホワイトスペースを活用し、視覚的な余裕を持たせることで、ユーザーの集中力を高めることができます。

無駄に多いジャンル分け

Muragonのブログは、多くのジャンル分けがなされており、ユーザーが自分の興味に合った記事を見つけるのが難しいです。

  • ジャンルの過剰分割:
    多数のカテゴリが存在し、ユーザーが必要な情報を探す際に混乱を招く可能性があります。
  • カテゴリの重複:
     一部のカテゴリが内容的に重複しており、整理されていない印象を与えます。

古いデザインの印象

Muragonのデザインは、全体的に古い印象を与え、現代のトレンドに適応していないと感じられます。

  • ビジュアルデザイン:
    現代のフラットデザインやマテリアルデザインのトレンドとは異なり、古いビジュアル要素が目立ちます。
  • レスポンシブデザインの不足:
    モバイルフレンドリーなデザインが不十分であり、スマートフォンやタブレットでの閲覧に適していません。

改善提案
現代のデザイントレンドを取り入れたリデザインを検討する。フラットデザインやマテリアルデザインの要素を取り入れ、シンプルで洗練された見た目にすること。また、レスポンシブデザインを導入し、あらゆるデバイスで快適に閲覧できるようにする。

HTMLのセマンティクスの欠如

セマンティックなHTML要素は、SEOおよびアクセシビリティの向上に重要です。しかし、Muragonのデザインには以下の問題が見受けられます。

  • 非セマンティックなタグの使用:
    多くの<div>タグや<span>タグが使われている場合、適切なセマンティック要素(例: <header>, <nav>, <article>, <footer>)に置き換えることで、構造が明確になり、SEOやアクセシビリティが向上します。
  • 見出しタグの不適切な使用:
    見出しタグ(<h1>, <h2>, <h3>など)は文書の階層構造を示すために重要です。不適切な階層構造(例えば、<h1>の後に直接<h3>が続くなど)は避けるべきです。

モバイルフレンドリーではない

現代のウェブサイトは、レスポンシブデザインを採用し、モバイルデバイスでも快適に閲覧できるようにする必要があります。

  • レスポンシブデザインの不足:
    メディアクエリを利用して、画面サイズに応じたスタイルを適用することで、スマートフォンやタブレットでも快適に閲覧できるようにする必要があります。
  • ビューポートメタタグの欠如:
    モバイルフレンドリーなサイトでは、以下のようなビューポートメタタグを追加することが重要です。
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">

CSSとJavascriptの最適化

ページの読み込み速度は、ユーザーエクスペリエンスおよびSEOにおいて重要です。

  • CSSとJavascriptの圧縮:
    不要なスペースやコメントを削除し、ファイルサイズを削減することで、ページの読み込み速度を向上させることができます。例えば、以下のツールを使用して圧縮できます。
    • CSS: CSSNano
    • Javascript: UglifyJS
  • 不要なリソースの削除:
    使われていないCSSやJavascriptのリソースを特定し、削除することで、パフォーマンスを向上させることができます。

画像の最適化

画像の最適化は、ページの読み込み速度に大きな影響を与えます。

  • 画像の圧縮:
    画像を圧縮し、ファイルサイズを減少させることが重要です。例えば、TinyPNGを使用して画像を圧縮できます。
  • 適切な画像フォーマットの使用:
    新しい画像フォーマット(例: WebP)を使用することで、従来のフォーマット(JPEG、PNG)よりもファイルサイズを小さくすることができます。

アクセシビリティの向上

ウェブサイトのアクセシビリティを向上させるためのHTMLの改善点です。

  • 代替テキストの追加:
    すべての画像に対して適切な代替テキスト(alt属性)を提供することで、視覚障害者がスクリーンリーダーを使用してコンテンツを理解できるようになります。
  • ARIA(Accessible Rich Internet Applications)の使用:
    ARIA属性を使用して、インタラクティブな要素のアクセシビリティを向上させることができます。例えば、以下のような属性を追加できます。
<nav aria-label="Main navigation">

ムラゴンのデザインにおける問題点として情報過多、無駄に多いジャンル分け、古いデザインといった課題があります。これらの問題を解決するためには、情報の整理と優先順位付け、カテゴリの再編成、現代のデザイントレンドの導入が必要です

正直に申し上げて、ムラゴンのデザイナーの技術には疑問を感じています。過去のデザインをただ積み重ねているため、ごちゃごちゃとした印象を受けます。また、20年以上も前のデザインを引き継いでいるように思えます。サポートブログも同様です。もう少しデザイン面を変えてもよいのではないでしょうか?

また、ユーザビリティの観点から、運営が考える動線とユーザーが求める動線のギャップが問題です。カテゴリが過度に細分化されているため、専門性や特化型のブログが少ないムラゴンに回遊性を持たせる試みは、根本的な間違いではないかと思われます。

ジャンルを細分化する前に有益な情報を発信するブロガーをムラゴンで執筆してもらうような環境を作り上げることが重要ではないかと考えています。

まず今のトレンド、ユーザーが本当に求めているものというものを再度考えるところから始めたほうがよいと思います。