ブログ運営者必見!Googleアドセンスで収益を得る方法

ブログを運営していると、「このサイトで収益を得る方法はないだろうか?」と考えることはありませんか?趣味や情報発信の場として始めたブログでも、多くの読者に訪れてもらえるようになると、広告収益を得る可能性が広がります。

そんなとき、多くのブロガーが活用しているのが Googleアドセンス です。初心者でも始めやすいこの広告配信サービスは、適切に運用すれば安定した収益源になる可能性があります。

この記事では、Googleアドセンスの基本的な仕組みやメリット、利用する際の注意点についてわかりやすく解説していきます。ブログの収益化に興味がある方は、ぜひ最後までご覧ください!

コンテンツの質と独自性

筆者が作成しアドセンスに承認された「東京パフォーマンスドール」のファンブログ

有用性のある記事を作成する

Googleアドセンスの審査では、ユーザーの悩みや疑問を解決できる記事が重視されます。検索者にとって価値のある情報を提供し、読者の役に立つコンテンツを作成することが重要です。

オリジナリティを重視する

独自性のある記事を書くことが審査通過の鍵となります。自身の経験や体験を交えた、他のサイトにはない魅力的なコンテンツを提供しましょう。

筆者の経験から日記や雑記系、画像や動画のみのブログよりも「なにかしらに特化したブログ」が断然承認されやすい印象です。

サイトの構成と運営

適切な記事数と文字数

審査用のブログには、最低でも4記事以上を用意し、各記事は1500文字以上書くことが推奨されています。ただし、量だけでなく質も重要です。

サイト情報の充実

以下の要素をサイトに含めることが重要です

プロフィール・運営者情報

Googleアドセンスの広告主は、信頼できるサイトに広告を掲載したいと考えています。プロフィールがしっかりしているサイトは、広告主からも信頼されやすく、結果的に収益性の高い広告が配信される可能性が高まります。

詳細なプロフィールページを作成するのが最も確実だと思います。筆者の場合はサイドバーに簡単なプロフィールを掲載するだけで承認されました。

問い合わせフォーム

問い合わせフォームは、読者や訪問者が簡単に運営者と連絡を取れる手段を提供します。これにより、次のような問い合わせに対応できます。

  • サイトや記事に関する質問
  • 広告や提携の依頼
  • 記事内容の誤りや改善案の報告

GoogleフォームやMicrosoftのFormsなどを利用したり、WordPressであればプラグインを使用して問い合わせページを作成し設置しましょう。

プライバシーポリシー

Googleは広告配信において、利用者のプライバシーを保護することを重視しています。そのため、Googleアドセンスを利用するサイトには、以下を明記したプライバシーポリシーの設置が求められます。

  1. Googleアドセンスのポリシーに準拠するため
    • サイトがCookieを使用していること
    • 広告配信に関連してデータを収集していること
    • サードパーティの広告配信サービスが利用者の情報を使用する場合があること
  2. 利用者に安心感を与えるため
    プライバシーポリシーを明示することで、訪問者に対してデータの取り扱い方法を透明に伝えることができます。これにより、訪問者がサイトを信頼しやすくなります。
  3. 法律の遵守
    一部の国や地域では、データ保護規則(例:GDPR、CCPA)に基づいて、プライバシーポリシーの設置が義務付けられています。Googleアドセンスを利用する場合は、これらの規則にも準拠する必要があります。
  4. 広告の透明性を確保するため
    広告配信の仕組みやデータ利用について説明することで、サイト運営者と訪問者の間で透明性を確保できます。これにより、訪問者が広告を安心して利用する環境が整います。

ユーザビリティの向上

記事に適切な見出しを付け、タグ・カテゴリ分け、グローバルメニュー・サイドバーを設置しユーザビリティの向上に努めましょう。

コンプライアンスとポリシー遵守

Googleのポリシーに従う

Googleアドセンスは、以下のようなコンテンツに広告を掲載することを禁止しています

  • 不適切なコンテンツ(暴力的、わいせつ、不法行為を助長するもの)
  • 誤解を招く、または虚偽の情報を含むコンテンツ
  • 違法または著作権侵害にあたるコンテンツ(例:海賊版コンテンツの提供)

筆者のブログをご覧いただければわかる通り、画像の引用に関してはそれほど厳しくチェックされていないようです。重要なのは、サイト全体のコンテンツが著作権侵害に該当するかどうかという点だと思われます。
ただし、当然のことながら著作権に抵触しないよう十分に配慮することが最優先です。

YMYLに注意

GoogleアドセンスにおけるYMYL(Your Money or Your Life)とは、ユーザーの人生に重大な影響を与える可能性があるコンテンツのカテゴリを指します。この概念は、Googleがコンテンツの品質評価を行う際に特に重視するものの一つで、検索エンジン最適化(SEO)や広告収益に直結する重要な要素です。

YMYLコンテンツの定義

YMYLに該当するのは、以下のようなテーマのコンテンツです

  1. 金融
    • 投資、保険、ローン、クレジットカード、税金に関する情報など。
    • お金に関わる決定に影響を与える内容。
  2. 健康と医療
    • 病気、症状、治療法、薬品に関する情報。
    • ユーザーの健康や命に直接関わる内容。
  3. 法的アドバイス
    • 離婚、遺産相続、法律手続きなどの情報。
    • 法的判断に影響を与える内容。
  4. 安全
    • 家庭や職場での安全対策、災害時の対応方法など。
    • ユーザーの身体的、心理的な安全に関わる内容。
  5. ニュースや公的情報
    • 政治、経済、災害、国際問題などのトピック。
    • 社会に大きな影響を与える情報。
  6. その他の重要な決定
    • 進学、転職、購入決定(高額商品)に関する情報など。
    • ユーザーの将来や生活に深く関わる内容。

YMYLコンテンツは特に精査され、ポリシー違反や不適切な内容があれば、アドセンスの広告配信が停止される可能性があります。たとえば、根拠のない医療情報や誤解を招く金融アドバイスなどはポリシー違反と見なされることがあります。

最終チェックと申請

すべての要素が整ったら、最終チェックを行い、Googleアドセンス審査に申し込みましょう。審査は何度でも受けられます1が、事前に十分な準備をすることで承認の可能性が高まります。

以上のポイントに注意を払いながら、オリジナリティのある有益なブログを作成することで、Googleアドセンスの承認を得る可能性が高まります。継続的に質の高いコンテンツを提供し、読者にとって価値のあるサイトを運営することが成功への近道となります。

  1. 一定期間内に申請できる上限回数があります。上限に達するとおよそ1週間経過しないと再申請できません。 ↩︎

Googleアドセンス申請の手順

Googleアドセンスにおいてサブドメインでの申請は基本的に不可とされています。アドセンスのポリシーに基づき、広告を表示するためのサイトは、自分の独自ドメインを使用していることが求められます。サブドメインは、アドセンスに申請する際に問題となる場合があります。

独自ドメインを所有していなくても「Blogger」「はてなブログ」「ムラゴン」などの無料ブログサービスではアドセンスに申請が可能です。ただし、ブログの移転などをしてアドレスが変わると承認されていても再申請しなくてはなりません。

  1. Googleアドセンスの公式サイト に移動します。
  2. [今すぐ登録] ボタンをクリックします。
  3. Googleアカウントでサインインします(まだアカウントを作成していない場合は、新規作成)。
  4. サイトのURLと連絡先情報を入力します。
  5. 広告を表示する目的やサイトの内容を簡単に入力します。

AdSenseコードをブログの<head>内にコピーします。WordPressのプラグイン「Site Kit by Google 」を使用する場合にはアカウントの連携作業を行えばこの工程は必要ありません。

審査の申請を行う場合には上記の工程を行えばGoogleからの返信を待つのみとなります。

よくある質問

Q
他のアフィリエイトリンクは貼らないほうがよいですか?
A

他のアフィリエイトリンクを貼っていても問題なく承認されます。もしも不安なようであれば申請期間中のみでもリンクを外しておくのがよいかもしれません。

Q
承認・不承認の返信がくるまでどの程度の期間がかかりますか?
A

筆者の最速返信は申請の翌日、もっとも日数がかかったのが約1ヶ月ほどでした。

Q
アドセンス申請中にブログの更新をしてよいですか?
A

ブログの方向性が変わらないような内容の記事であれば更新しても問題ないかと思います。

Q
アドセンスの結果が否決でした。すぐに再申請しても構いませんか?
A

「コンテンツポリシー違反」「有用性の低いコンテンツ」など否決されたおおよそのヒントをくれますのでそれをもとに修正をおこなったのであれば即時再申請してもかまわないと思います。

ただし、一定期間内に申請できる上限がありますので注意してください。(一定期間経過後に再申請可能になります。)