ゲームのジャンルは多岐にわたり様々な種類のゲームが無数に存在しています。
特に近年はPCでゲームを遊ぶプレイヤーが増え、PCゲーム専用の販売・管理を行う「Steam」をはじめとするライブラリ統合クライアントアプリを備えたプラットフォームも複数存在し、手軽にPCでゲームを購入することが可能になりました。
PlayStationをはじめとする家庭用ゲーム機でも単体で購入してプレイする従来のスタイル以外にもサブスクライブ形態で月額定額(1000円/1ヶ月 程度の値段設定が多い)を支払うとリストの中のソフトが遊び放題などのサービスも盛んになっています。
12ヶ月の長期加入すると1ヶ月あたり800円で遊び放題になる
たくさんのタイトルの中から自分にあったゲームを見つける楽しみが増えましたし、今まで遊んでこなかったようなゲームに触れる機会も増えました。
ゲームに親しんでいない方だと逆に多すぎてどれを選んだらいいのかわからない!! という方もいらっしゃるかもしれないので、今回は個人的に今までプレイしてきたゲームの中からジャンルを絞ってオススメのゲームをご紹介していきたいと思います。
今回のおすすめジャンルはオープンワールドゲーム
オープンワールドゲームとは
オープンワールドゲームは、プレイヤーが広大なフィールドを任意かつシームレスに移動することができる仮想世界を舞台としたゲームです。
オープンワールドゲームは「自由度の高さ」や「没入感」「リアリティ」において圧倒的な強みがあります。
具体的には次のような特徴があります。
- ゲームの開始時点あるいはゲームの序盤の段階で、プレイヤーはゲーム内世界の好きな場所に移動することができる
- マップがゾーンによって区切られておらず、ロード無しで移動可能
プレイヤーキャラクターの大きさに対してフィールドや環境、その他のオブジェクトが現実的な大きさである- 1面・2面のような、段階的なステージが存在しない
8作品(個人的ベスト5+特化型おすすめ3作品をピックアップ)をランキング形式でお届けします。ティザー動画を再生できるようにしていますのでゲームの雰囲気は伝わるのではないかと思います。
特化型 3選
RED DEAD REDEMPTION Ⅱ
タイトル : RED DEAD REDEMPTION Ⅱ
メーカー : ROCKSTAR GAMES
発売日 : 2018年10月26日
対応機種 : PlayStation 4 / Xbox One / PC他
タイトルに「2」とあるように前作が存在するのだが、時系列的には「2」→「1」という流れなので「2」からプレイしても問題ない。
1899年、ギャングであるアーサー(主人公)とダッチは強盗に失敗した後、法務行官に追われ逃亡生活を余儀なくされる。
逃亡先でも盗みや強奪を繰り返す日々、ギャングの一団が仲間割れを起こすような出来事が発生する。
アーサーは、自らの理想と自分を育ててくれたギャングへの忠誠、そのどちらかの選択を迫られる……。
こんな人におすすめ
馬に乗ってフィールドをのんびり移動したい
西部開拓時代の雰囲気を感じてみたい
バットマン シリーズ
タイトル :「BATMAN」シリーズ
メーカー : Rocksteady Studios / WB Games Montreal
発売日 : 2010年 ～
対応機種 : PlayStation4 / PCなど
ゴッサムシティを舞台にしたあのアメコミ・ヒーロー「バットマン」のゲーム。ゲームの「バットマン」はとても面白いにも関わらず日本ではあまり売れておらず知名度もイマイチ。
ゲーム「BATMAN」のおすすめポイントは戦闘アクション。フリーフロー・コンバットという独自のシステムで回避を織り交ぜつつコンボをつなげていくのがすごく楽しい。
現在まで4作品出ているので遊ぶ機会があれば発売順にプレイすることをおすすめします。 PC版だとセール時には500円前後で購入できます。
こんな人におすすめ
バットマンになりきってゴッサムシティの平和を守りたい!!
Dragon’s Dogma
タイトル : Dragon’s Dogma
メーカー : カプコン
発売日 : 2012年5月24日
対応機種 : PlayStation 3｜4 / PC など
剣と魔法の正統派ハイ・ファンタジーの世界を舞台とした、三人称視点でプレイするアクションRPG。 今でもなお少ない日本国内で完全制作されたオープンワールドの作品。
ポーンと呼ばれる主人公と一緒に戦ってくれるNPCが同行してくれるシステムを搭載している。
海外の大作ゲームに比べるとグラフィックが見劣りしたり、マップが狭いといった点が目立ってしまうが、このゲームはバトルアクションを重視した作りとなっており、モンスターとの戦闘が非常によく出来ている。
荒削りな作品ではあるがファンも非常に多く続編が望まれていたが、10周年を迎えた2022年に公式で続編を制作中であることが発表された。
こんな人におすすめ
戦闘を楽しみたい!!
いろんな職業を経験したい!!
オープンワールドゲーム おすすめTOP5
第5位 : Horizon Zero Dawn
タイトル : Horizon Zero Dawn
メーカー : Guerrilla Games
発売日 : 2017年2月28日
対応機種 : PlayStation 4 / PC
全世界で2,000万本を売り上げた発売当初はPlayStation 4独占で発売されたAAA級タイトル((AAA級とは格付。 開発規模や売上本数で呼称されることが多い))
高度な文明は滅び、自律型の機械が闊歩する古代文明レベルまで後退し荒廃した世界。異端者として育てられた主人公アーロイが文明が滅びた謎を解き明かす。
美麗なグラフィックで描かれた壮大なスケールの物語。登場する機械の種類が多いのだが、いずれの機械もデザインが非常に凝っている。
第4位 : Ghost of Tsushima
タイトル : Ghost of Tsushima
メーカー : Sucker Punch Productions LLC.
発売日 : 2020年7月17日
対応機種 : PlayStation 4 / PlayStation 5
文永11年（1274年）の元朝と高麗の連合軍による日本侵攻（文永の役）を物語の題材としており、日本の対馬と壱岐が舞台となっている。
しっかりリサーチされて制作されているため数多く存在する「なんちゃって日本風」のゲームではない。史実を基に作られて入るものの伝承や後世語り継がれている当時の出来事を紐づけて時代背景が描かれている。
PlayStation 4のみで発売されている作品の中でも最高峰のグラフィック。息を呑むような色彩で描かれた風景にただただ魅了される。
第3位 : The Witcher 3: Wild Hunt
タイトル : The Witcher 3: Wild Hunt (ウィッチャー3 : ワイルドハント)
メーカー : CD Projekt RED
発売日 : 2015年5月19日
対応機種 : PlayStation 4｜5 / Xbox One / PC 他
魔物退治（モンスタースレイヤー）の専門家で劇中世界で「ウィッチャー」と呼ばれる存在であるリヴィアのゲラルトを操作し、異世界からの侵略者たちである「ワイルドハント」から逃げている彼の養女シリを捜す物語。
舞台はスラヴ神話の世界観に基づいた架空のファンタジー世界。全世界で4,000万本を超える大ヒット作品。
一応シリーズ物ではあるが前作をプレイしていなくてもストーリーは理解できるのでこの「3」からプレイしてもなんら問題ない。
メインストーリーとは別にクリアするだけを目的とするならば受ける必要のないサイドクエスト等が充実していることに加え、主人公の行動や発言の選択肢が結末に反映されるシステムが採用されている。
メインクエストも同様で、NPC((ノンプレーヤーキャラクター))への言動や行動でエンディングの展開が大きく変わる (36通りのエンディングが用意されている)
本編のマップがかなり広大にもかかわらず、さらにDLC((ダウンロードコンテンツ))で新しいマップが追加された。難易度設定を選ぶことができ、ゲームに不慣れなプレイヤーでもエンディングを迎えることができる親切設計になっている。
PC版ではよくセールが開催されており、1,000円以内で購入できることも多いです。
第2位 : Marvel’s Spider-Man
タイトル : Marvel’s Spider-Man
メーカー : Insomniac Games, Inc.
発売日 : 2018年9月7日
対応機種 : PlayStation 4 / PC 他
アメコミ「スパイダーマン」のゲームオリジナルで展開されるストーリー。全世界で2,000万本を超える大ヒット作品である。
オープンワールドでネックになるのが「移動」だ。目的地に徒歩で向かうには広いため、馬や車が用意されていたり、ファストトラベルといった既に発見した特定のチェックポイントへの瞬間移動する方法がほとんどのオープンワールドゲームには用意されている。
このスパイダーマンにもファストトラベルは用意されているのだが、ウェブジップと呼ばれる蜘蛛の糸を使っての移動が快適でほとんどファストトラベルを使う必要がない。
戦闘は先に紹介した「BATMAN」に近いシステムが採用されている。「BATMAN」よりもスピーディーかつアクロバティックでまるで映画を見ているかのような演出なのだ。
続編にあたる「Marvel’s Spider-Man:Miles Morales」と併せてプレイしていただきたいです。
第1位 : Cyberpunk 2077
タイトル : Cyberpunk 2077 (サイバーパンク2077)
メーカー : CD Projekt
発売日 : 2020年12月10日
対応機種 : PlayStation 4｜5 / Xbox X｜S / PC他
サイバーパンク(近未来)の世界観を舞台としたゲーム。
2077年のナイト・シティはいまだに巨大企業によって支配されたディストピア世界。主人公の『V』は「Relic」と呼ばれる不老不死をもたらす鍵とされるインプラントに関わることになるが、とある事件をきっかけに「Relic」に記録されていた人格データ…… 「半世紀前の抗争で死んだはずのテロリストジョニー・シルヴァーハンド」に侵食されていく。
ハリウッド俳優のキアヌ・リーブスをモデルにしたキャラクターがメインキャラクターとして登場します。
先の展開がすごく気になるようなシナリオになっており、この作品も主人公の行動でエンディング、結末が変わるシステムになっています。
グラフィックというかマップも作り込まれていて没入感が半端ないです。これまで紹介してきた作品は三人称視点で操作するゲームだったのですが、この作品は一人称視点のゲームです。
個人的に一人称視点のゲームがあまり得意なほうではなかったのでプレイするまでは楽しめるか不安だったのですが、それは杞憂に終わりました。一人称視点であることでより没入感、ゲームの仮想世界に溶け込んでいる感じを受けました。
個人的には文句のつけどころがないです。最初から最後まで圧倒され続けました。
発売当初はバグ((ゲーム進行においての不具合))が非常に多く、ゲームが起動しない、エラーでゲームが強制終了されるなど深刻なバグの報告が相次ぎ返金騒動にまで発展しましたが、現在では度重なるアップデートのおかげで不具合はほとんどなくストレスなくプレイできるようになっています。
ただし、かなり高負荷がかかるゲームであり、PlayStation 4やXbox Oneのような前世代機には最適化がされていないので、もしもプレイするのであればPlayStation 5やゲーミングPCでのプレイをオススメします。
オープンワールドゲームはメインストーリーを進めずにいろんなところへ行くことができる反面、初心者の方から「何をしたらいいかわからない」という意見を耳にすることもあります。
大半のオープンワールドゲームはメインストーリーのタスクリストが搭載されておりマップでのナビもしてくれます。そのおかげで次にどこで何をするのか導線を確認することができますのでメインストーリーだけを楽しみたいという方にも安心してオススメできます。
オープンワールドはプレイする人の数だけスタイルが存在します。機会があればオープンワールドのゲームに触れてみてください。
