Geforce NOWに加入してみた

半導体メーカーでありグラフィックボード「Geforce」で有名なNvidiaが展開するクラウドゲーミングサービス「Geforce NOW」に加入してみました。

このサービスの特徴はデスクトップPC以外のノートPCやタブレット・スマホなどインターネット回線に接続できればどんなデバイスでもゲームをプレイできることです。

ただし、自分が所有しているゲームのみがプレイ可能となっている点に注意。XBOXのGame Passのようなサブスクリプションサービスではありません!!

無料プランと有料プランが存在しており、違いとしては人数制限に伴い優先的にプレイできるかどうか、連続プレイ時間、レイトレーシング対応か否かとなっています。

気になった点

  • SteamやEpic Gamesなどとあらかじめ連携しているにもかかわらずGeforce NOWのランチャーを起動するたびにログインの操作が必要となる。
  • 最高解像度が1080p
  • 最高fpsが60fps
  • Geforce NOWのランチャーからゲームをプレイしようとすると必ず所有プラットフォームのランチャーを経由するためゲーム開始までにかなりの時間を要する。
  • フォルダーに追加するタイプのMODは使用できない。(Steamのワークショップは可能?)

※ 有料プランが追加されUltimateプランだと 4K / 240fpsまでサポートされるようになりました

遅延

クラウド経由でプレイするためFPSや格闘ゲームのようなレイテンシが重要視されるゲームは向いてない気はします。シングルプレイでのゲームであればさほど気にならない程度の遅延かと思います。

こんな人におすすめのサービス

グラフィックボードを搭載していないPC、グラフィックボードの型が古かったりスペックが低いものを搭載しているけれどもレイトレーシング効果を適用してプレイしたい方。

正直なところかなりニッチなサービスだと思います。解像度がフルHDまでなのとフレームレートが最高60fpsと制限されているのでそこそこのグラフィックボードを搭載しているBTOパソコンや自作PCを所有している人には不要ですし、無料のFPSゲームをプレイするにも遅延が発生するのでこのサービスを選ぶ必要性を感じません。

有料プランのレイトレーシングもすべてのゲームに対応しているわけではありませんし、レイトレーシングを有効にするとフレームレートの落ち込みはもちろんあるので微妙だなと感じます。

有料プランの料金

携帯キャリアがソフトバンクの方は事前に「エンタメ特典」にエントリーした後、有料プランに加入すると料金の10%分がPayPayポイントとして戻ってきます。(ただし適用条件としてエントリーだけでなく、メリハリ無制限、ミニフィットプラン+、スマホデビュープラン、スマホデビュープラン+への加入、ソフトバンクまとめて支払いの設定も必要な点に注意)

以前は月額1980円とかなり高額でしたが、今年の7月より税込み550円と値下がりしています。
注: 2024年 ソフトバンクのGeforce Nowサービスは終了しました

※ 2024年6月現在の料金は 無料 / 1790円 / 3580円 の3つのプランが用意されています

まとめ

PCでレイトレーシングを適用しつつ高フレームレート・高解像度を維持しようとするとかなりハイスペックなグラフィックボードを要求されます。

一方、PS5やXBOX Series Xなどの現行世代のコンソールゲーム機とHDR対応のモニターを所有しているのであればそちらでレイトレーシング対応のゲームを充分に楽しめると思います。

自分には特に必要なサービスだとは感じなかったので自動継続は更新しない予定です。

参考動画

Gefoce NOWでの録画をとりましたので参考になれば幸いです