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ゲーム配信を始めよう : キャプチャーボード編

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「家庭用ゲーム機やゲーミングPCでゲームを楽しんでいるけれど、そろそろゲーム実況やプレイ動画の配信に挑戦してみたい!」と考えている方はいませんか?そんな時に耳にするのが「キャプチャーボード」という言葉。今回は、ゲーム配信初心者の方に向けて、キャプチャーボードとは何か、その選び方、そしておすすめのモデルまでを分かりやすく解説します。

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キャプチャーボードとは?

キャプチャーボードは、主に家庭用ゲーム機が出力する映像や音声を、パソコン上に取り込むための機器です。これを使うことで、配信画面にゲームプレイの映像を出力したり、動画データとして保存したりできるようになります。一般的に、ゲーム機とディスプレイの間に中継して接続し、さらにパソコンとも接続して使用します。製品によっては、ゲーム映像をキャプチャーした状態でも、低遅延でプレイできるものもあります。

キャプチャーボードは本当に必要?

「ゲーム機やWindowsに標準でキャプチャ機能があるって聞くけど、それでもキャプチャーボードって必要?」と思うかもしれません。確かに、昨今のゲーム機やWindowsには標準でキャプチャ機能が付いているものもあり、それらを使って配信することも可能です。しかし、付属のキャプチャ機能だけでは長時間の動画録画ができなかったり、リアルタイムでの配信が難しかったりする場合があります。また、Windows PCの場合、標準のキャプチャ機能をONにするとそのPCの動作が重くなることも。キャプチャーボードがあれば、同一の方法で録画・配信が行え、プレイ用のPCのパフォーマンスを確保しながら配信することができます。中には、パソコンを介さずに単体で録画・配信が可能な機種もあります。

キャプチャーボードの選び方

キャプチャーボードを選ぶ際には、いくつかの重要なポイントがあります。

外付けタイプか内蔵タイプか キャプチャーボードは大きく分けて2種類あります。

  • 外付けタイプ: USBでパソコンと接続するタイプです。ケーブル1本で手軽に接続でき、デスクトップPC・ノートPC問わず使えます。市場に出ている製品ラインナップが豊富で、細かな用途に合わせたタイプを選びやすいのもメリットです。ただし、価格が安すぎるモデルを選ぶと、ゲームが遅延したり、取り込む映像の品質が落ちたりする可能性があるので注意が必要です。
  • 内蔵タイプ: パソコンの内部にあるPCIeスロットに接続するタイプです。高性能なモデルが多く、一度設置すればデスクスペースを取らないメリットがあります。

遅延が少ないパススルー機能は必須!

ゲームを快適にプレイしながら、パソコンに映像と音声を取り込みたい方は、パススルー機能を搭載したキャプチャーボードを選びましょう。パススルー機能とは、キャプチャーボードを使用する際に、映像を低遅延でディスプレイに出力できる機能のことを指します。特にFPSや格闘ゲームなどの、フレーム単位で勝敗が左右されるゲームは、瞬時の反応や操作が求められるため、パススルー機能を搭載したモデルがおすすめです。

解像度・フレームレートの高さをチェック

キャプチャーボード選びの際は、対応する解像度とフレームレートの高さを必ずチェックしましょう。例えば、家庭用ゲーム機の解像度が4K、フレームレートが60fpsに対応していたとしても、キャプチャーボードがスペックに対応していないと、映像の品質が低下してしまいます。キャプチャーボードの対応する解像度とフレームレートは、入力と出力で異なる場合がある点にも注意が必要です。家庭用ゲーム機本来のスペックを活かしたままゲームを楽しみたい方は、キャプチャーボードの入力と出力のスペックが足りているかを確認しておきましょう。動画を編集するなら、素材の解像度は高い方が断然良いと言えます。

対応OS・接続端子を確認 

キャプチャーボードを選ぶ際は、接続したい機器のOSや、接続端子が対応しているかをチェックしましょう。PCのOSは、WindowsとMacが主流ですが、製品によっては片方のOSのみ対応しているものもあるので注意してください。接続端子についても確認しておくのが重要です。USBタイプは手軽に接続でき持ち運びも便利ですが、PCIe接続のものはパソコン内部に直接接続するため、安定した高速通信が可能です。

録画・編集・配信ソフトの有無

キャプチャーボードの中には、録画・編集・配信などができるソフトが付属しているものもあります。キャプチャーボードを使用するには、パソコンに録画や配信のできる専用ソフトをインストールしなければなりません。ソフトを付属していないキャプチャーボードを選ぶと、別途で用意しなければならないため、導入のコストが増えるほか、ソフトの設定などによる負担もかかってしまう可能性があります。付属しているソフトであれば、設定や操作の手間が少なく、手軽に映像や音声を取り込めます。

おすすめキャプチャーボード

AVerMedia

台湾に本社を構えるキャプチャーボードメーカーで、会社の設立当初から高品質のキャプチャーボードをゲーム市場に展開しています。製品ラインナップが豊富で、外付け・内蔵タイプともに細かな用途に合わせたモデルを選択可能。機能性に優れているほか、配信・録画ソフトウェアが付属しているのも特徴です。

Live Gamer ULTRA 2.1 GC553G2

発売日2023年11月17日
インターフェースUSB3.2 Gen2 Type-C
接続端子HDMI端子・ヘッドセット端子
入力端子HDMI端子・3.5mmヘッドセット端子・3.5mmパーティーチャット端子
パススルー機能
出力解像度・4K/144fps・2K/240fps・FHD/360fps
録画解像度・4K/144fps・2K/120fps・FHD/240fps
エンコード方式ソフトウェア

Live Gamer 4K 2.1 GC575

発売日2024年 2月16日
インターフェースPCI Express x4 Gen3
接続端子HDMI端子
入力端子HDMI 2.1×1
パススルー機能
出力解像度2160p(144Hz HDR/VRR)
3440×1440p(120Hz HDR/VRR)
1440p(240Hz HDR/VRR)
1080p(360Hz HDR/VRR)
録画解像度最大 4K/60fps
エンコード方式ソフトウェア

IODATA

石川県に本社を構える日本のメーカーで、ストレージや液晶ディスプレイなど、パソコン周辺機器やデジタル機器を中心に提供しています。高い機能性やユーザビリティが評価されています。

GV-USB3HD

発売日2022年 3月15日
インターフェースUSB 3.2 Gen 1(USB 3.0)×1
接続端子HDMI端子
入力端子HDMI 2.1×1
パススルー機能
出力解像度1920×1080以外の解像度:60p/59.94p/30p/29.97p
録画解像度4096×2160(4096×2160@30fps)
1920×1080(1920×1080@120fps)
※HDRは1920×1080(1920×1080@60fps)
エンコード方式ソフトウェア

Elgato

プラグ&プレイで手軽に使用できるモデルを提供しており、幅広い機器に対応しているのが特徴です。

Game Capture 4K X

発売日2024年2月
インターフェースUSB3.2 Gen 1
接続端子HDMI端子・USB端子
入力端子HDMI端子
パススルー機能
出力解像度・4K/144fps・2K/240fps・FHD/240fps
録画解像度・4K/144fps・2K/144fps・FHD/240fps
エンコード方式ソフトウェア

CENTURY

パソコン周辺機器などを提供する日本のメーカーです

Higher CRC-GVCAP05

コジマ楽天市場店
¥19,800 (2025/06/13 12:20時点 | 楽天市場調べ)
発売日
インターフェースUSB3.2 Gen 1
接続端子HDMI2.0 (HDR、VRR対応)、3.5mmオーディオ出力
入力端子HDMI2.0 (HDR、VRR対応)、3.5mmオーディオ入力
パススルー機能
出力解像度・4K/60fps ・2K/240fps ・FHD/240fps
録画解像度・4K/60fps ・2K/144fps ・FHD/240fps
エンコード方式ソフトウェア